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2006年5月2日

年に1度の健診も兼ねて、早めに病院に行きました。
生後2ヶ月から診ていただいていた先生は昨年退職されたとのことで
その後担当になった先生も、昨年秋に混合ワクチンを打った1回だけで
すでに退職されており、もういませんでした。診察は院長でした
健診と狂犬病ワクチン、フィラリア検査などの後、結果を聞きました。
「血液検査で肝臓が悪いことがわかったので、薬を出します」
「フードは何を食べさせていますか?」「処方食のサンプルを試してみて」
突然でびっくりしましたが、そういえば目の白いにごりも大きくなっている
それも関係ありますかと聞くと「代謝が悪いのかも・・目薬を出します」
突然の肝臓病宣告に動揺して、足のことはあらためて診察に来た方が
いいかもしれない、でも何か関係あるかもしれないし・・などと
あれこれ迷っていたのですが「実は最近変なおすわりをするんですが・・」
こうなったら気になる事は何でも聞いておこう、そんな気持で尋ねると
院長はモモの足を診察しながら、突然「これはもうはずれちゃってるよ」
「膝蓋骨脱臼だね」と言いました・・それも両足だそうです
後ろ足2本だけで立つこと、4本足で普通に立つのを嫌がる事
前足を床につかないこと、あれこれ説明しても、診断は脱臼の一点張り
とにかく治すには手術しかないということでした。
足のレントゲンも撮ってないし、後ろ足の関節を触診しただけなのに・・
私は前足が気になるのに・・色んな気持が頭の中で回っているような
何とも言えない、複雑な感情でいっぱいになりました。
しっかりしなきゃと自分に言い聞かせ、冷静になろうと気を取り直した時
「このままじゃ変形して歩けなくなることも」と言われ恐ろしくなりました
今度は、肝臓病なのに手術なんかできるの??という不安が大きくなり
手術といえば麻酔、肝臓が悪いとたった今言われたのに大丈夫なの?
「そういう子に合わせた麻酔を選んで使うから問題ない」
「血液検査の結果を見ても、今なら十分手術できる」などなど・・・
院長の言葉に、すぐにでも手術しないと大変だ、と思ってしまったのは私
すぐ決めろと言われてはおらず、十分に検討して返事しても良かったのに
その場で、手術の日程まで決めてしまったのは私の責任だと思います
手術費用、入院期間、特に悪い右を先に手術して、ひと月後には左もする
治らないこともある・・等々の説明を聞き、麻酔のためにとレントゲンを撮り
最期に狂犬病のワクチンを打って帰宅しました。
この日から、肝臓の2種類の薬を投与、7日から食事も肝臓用処方食に・・・
支払い 36795円

今思うこと
とりあえず、何も決めずに帰宅し、もう一度冷静に考えれば良かった
かかりつけの病院とはいえ、初めて診察を受けた先生だったし
その当時のモモに、緊急になんとかしないと、というような様子は
まったく見られなかったのですから・・・






tag : クッシング症候群膝蓋骨脱臼手術

プロフィール

miyu

Author:miyu
マルチーズのモモ(♀)
2003年5月20日生まれ10歳
2006年7月からトリロスタン
(デソパン)の投薬で
クッシング症候群の治療を
開始する(3歳1ヶ月)
2011年夏、クッシング症候群の
投薬治療を中止する
現在は甲状腺機能低下症の
治療のため甲状腺ホルモン剤の
投与のみ(2012年10月)
すべての投薬を中止(2013年)

2014年4月30日 闘病生活8年
10歳11ヶ月で亡くなりました

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