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3月27日
ご両親の介護に頑張っていらっしゃる方のブログで、高齢になった場合の
歯科治療についての記事を読み、ふと生前の母のことを思い出しました。
3月29日は兄、30日は母、今は亡き2人の誕生日が今週ということで
モモの病気には関係ないのですが、残しておきたい思いを書きます。
あまり気持ちの良い話ではないので、苦手な方はご遠慮くださいね。

94歳で亡くなった祖母が、高齢を理由に満足に治療を受けられず、歯の
痛みで苦労したことから、闘病40年のリウマチが首やあごにも出始め
人工透析も受けている身体と、自分の歯について不安を感じた母は
70歳で総入れ歯にすることを決めました。当然、自分の方が早く逝くと
覚悟していたのに、元気だった夫があっけなく先に亡くなったことで
「病身での長生き」が現実になると覚悟したのかもしれません。不自由な
身体で歯医者に毎週通い、半年近くかかって、その当時最新式だった(笑)
「チタン製総入れ歯」は完成しました。定期的にMRIも撮っていた母なので
金属製品不可の検査でも大丈夫なように、病院や検査技師、歯科医にも
確認するなど、時間もお金もかけて完璧な「歯」を手に入れたのです。
でも・・その数ヵ月後、母は亡くなりました。蘇生術で挿管したためでしょう
亡くなった時、その入れ歯はベッドの脇のテーブルに置かれていました。
動揺し混乱していた私が気づいた時、もう口の中には戻せない状態に・・
さらに混乱した状況の中、棺に納めることも忘れたというか、現在の
火葬の焼却システムでは、棺に入れてはいけない物が色々あるようで
口の中にあれば問題ないのでしょうが、この場合は・・などと迷っている
うちに、母は骨になってしまったのですね・・。痛みや苦しみから解放され
思い切り口も開けられるのに、美味しいものが食べられなくてはかわいそう
そう思った私は、お骨と一緒に、入れ歯を骨壷に納めてもらいました。
その後随分たってから、死んだら入れ歯などなくても不自由なんてない、
余計なことをしちゃったかも・・と、ちょっと後悔。その当時の矛盾した自分の
行動に気づきました。母を火葬した際、骨と共に出てきた、ひざと肩の
人工関節、緑色のずっしりと重たい2つのその異物を見て、もうこんなものは
必要のない自由な身体になってよかったね・・と心の中で母に言っていた
ことを思い出したから・・(笑)30キロほどの小さな母の身体には不釣合いな
この関節、係の方が隅の方によけていたのを見て、さらに矛盾した行動に
出た私、骨壷には絶対入れたくないけれど、捨てることもできないと思い
「持って帰ります」と言ったのです。素手で触れないほど熱かったそれを
係の方は、白い布で二重に包んで手渡してくれました。骨壷にも、お墓にも
入れるのは嫌だけれど、母の身体を支え助けてくれた物を捨てるのも・・
今、結局お仏壇の奥に眠っている「母の関節」は、今回のように、懐かしさと
後悔とで急に思い出す私の気まぐれで(笑)数年に一度くらい登場します。
悪くない歯まで抜いて、老後の歯科治療に備えて総入れ歯の決断をした
闘病生活40年の母、立てなくなったひざ、物を持てなくなった肩を、私の
子供達を抱くために人工関節にした母、生きるという希望を捨てないために
その時にできる精一杯の治療を選んだのだと思います。
ごめんなさい・・次回に続きます。

これが人工関節です。これが、どうやって母の肩と膝に入っていたのか
私にはわかりません・・想像していたよりもずっと大きく
初めて手にしたとき、ずっしりとしたその重さに驚いたことだけが
今でも鮮明な記憶に残っています。
DSCF1862.jpg





* Category : 我が家の記録
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お久しぶりです。 * by いちえ
一昨日だったか スーパードクターという番組で 
70代位の女性の膝に人口関節を取り付ける手術やっていました。
その手術は 一時間で終わる手術だったのですが 
とんでもなく壮絶でした!
手術の機器は まるで大工さんの道具のようでした。
そんな手術を私が見ていたら 店のお客さんの中の男性達が
それぞれに「ワア~もう駄目!そういうの見られない」と
叫んでいるのです。
確かに 自分の膝の骨を削られたり叩かれたりされているような
感じがして目を瞑ってしまいたくなるような手術でした。

miyuさんのお母様は それでなくても40年の闘病生活で
辛い不自由な日々を送っていたでしょうに 
そのうえ 大変な手術までして miyuさんのお子様を抱く事で
生きがいを見つけ生きる希望を捨てずに頑張られたのですね。

miyuさん 私 恥ずかしくなりました。
高血圧の薬を飲んでいますが 大した病気ではありません。
なのに 少し頭痛がしたり腰が痛かったりすると大変な病気にでもなったようになり 気持ちも沈み何もしたくなくなるのです。
ハッピーが死んでからは 少しのことで すぐメソメソと・・
早く ハッピーのところに行きたい!といつも思っていました。
でも それではいけませんよね。
元気な身体があるのですから もっと強くなり命のある限り頑張って生き抜かなければいけませんね。
miyuさん 良いお話を読ませていただきました。 
ありがとうございました。
 
 

* by パンドラ
miyuさん、こんにちは。ご無沙汰しました。

お母様は、長い闘病生活の中でも、前向きに、頑張って、元気に生きようとされていたのですね。
とても精神力の強い方だったのですね。

人口関節って、凄いものですね。
それで、動けるようになっていたのでしょうけれど、どんなにか違和感があったのではないかしら。
素人にはわかりませんけれど・・。

お母様のお話を聞かせて下さってありがとうございます。
そして、ブログを読んでいて下さってありがとうございます。

いちえさんへ * by miyu
コメントしづらい記事だったでしょう?ごめんなさいね(笑)
人工関節の手術は、まさに大工仕事、みんなその音に恐怖を感じるとか・・
母は音など気にせず、手術中だけは、麻酔のおかげで年中無休の痛みから
解放されて幸せだったと嬉しそうに言っていましたねえ~(笑)
私もそうですが、元気な身体でいるのが当たり前になると、具合の悪い時
つらい時に気持ちが落ち込むのは当然です、みんなそうですよね・・
だけど、そんな時こそ普段気づかない「幸せ」を感じることもできますし
自分が強くなるチャンスでもあるのだと思います。頑張ろう!と無理をしなくても
大切な何かは、きっと心に残りますから大丈夫♪
メールのお返事、もう少し待っていて下さいね・・ごめんなさい(笑)

パンドラさんへ * by miyu
こちらこそご無沙汰でごめんなさい。
治療が難しくなる前に是非歯科治療を・・という記事を読み
母のことを思い出し、書きたいことがたくさん出てきたのですが、
万全に備えたのにすぐに亡くなった母のようなケースをコメントしたら、
かえって誤解を受けるかもと躊躇してしまい、自分の記事にしました(笑)
続きを書いたら、こっそりお知らせに行こうかと思っていました(笑)
入れ歯も人工関節も、病気の身体には大変だったと思いますね・・
亡くなった当時は「ここまで頑張ったのに・・」とかわいそうでかわいそうで・・
それでも救われたのは、すべて母自身の決断だったからかも・・
自分での判断が難しくなった場合の治療方針や、あらゆる決断を下す責任は
介護する立場では本当につらいだろうなあ・・と思います。
その時その時にこれがベストだと信じること、それだけですよね。
お身体に気をつけて頑張って下さいね♪

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