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3月24日
以前も書いた副腎切除、あるいは副腎摘出手術について、この手術を
経験された方にお話を伺うことができたのは、とても幸運なことでした。
誰かの参考になれば・・と、記事にすることを気持ちよく了解していただき
どうやってここに書こうか、ずっと考えていましたが・・私が手を加えることで
細かいニュアンスや、飼い主さんの思いが十分に伝わらない可能性も
あると思いますので、いただいたコメントやメールから、病気や手術に
関する部分を抜粋して、そのまま掲載させていただくことにしました。
「」の部分がそうですが、それ以外の※部分は、プロフィールや経緯など
私の方で少しだけ補足させていただきました。

※2008年秋、当時12歳のポメラニアン♀ピンキーちゃんのお話です
その年の1月にお母さまがお亡くなりになって、残されたピンキーちゃんを
引き取られたそうです。ここに初めて書き込んで下さったコメントです。

「そのピンキーも色々病気を抱えており毎日通院治療したり手術して
乗り越えたりしてきました。現在は見た目元気なんですが先日掛かり
付け医より血液検査異常を指摘され紹介状を持ち大学病院へ行き
色々な検査をした結果副腎腫瘍によるクッシング症との診断がありました。
高齢ですし手術はリスクがあり命に関わる事なので慎重に考えてはいますが
腫瘍が大きく免れないのが現状です。肝臓脾臓にも怪しい影がある為
内服治療は勧められず温存を選択したとしてもピンキーの病んで苦しむ姿を
見届けなくてはいけなくて…どの選択がピンキーにとって一番良いのか…
悩みます。少しでも延命できる可能性を信じたいのですが治療によっては
現在元気でも万が一の事があるでしょうし手術でも術中術後の突然死を
考えると恐ろしく又悩んでしまいます。命あるものいずれ逝くのはわかりますが
今は耐えられそうにありません…。後日再度クッシング症の症状診る為
大学病院にて血液検査しましたが前回とあまり変化なく高値でした…
早めに対応しないと悪化する事を聴かされようやく心の整理がつき8日に
副腎腫瘍摘出手術する事になりました。命に関わる大きな手術なので
とても不安がありますがピンキーを信じ祈ります。。「8日夜ピンキーの
副腎腫瘍摘出手術があり3時間にも及ぶ手術、無事成功でありました。
技術を要する大変な手術にも関わらず先生方のお陰で本人しっかりしており
元気でした。来週退院予定です。」

※このコメントをいただき、私はすぐにパソコンからメールを送りましたが
携帯から書き込んで下さったピンキーままさんには届かなかったようで・・
今回も連絡が取りたくて、もう1度メールをしましたがダメでした。最後の
手段として、ブログに副腎切除の記事を書くことで気づいてもらえるかも
しれないと、先日の記事になりました。それを見たピンキーままさんが
再びコメントを下さり、幸運にも連絡を取ることができるようになりました。
副腎切除についての情報を探している方がいるので、手術についてなど
教えていただけないかとお願いしたところ、色々と教えていただきました。

「クッシングについては、術前検査がありますが、高齢犬では全身麻酔などの
リスク大です。副腎腫瘍では、摘出手術する事が全て良い方向に助かるとは
限りません。術中のショック死や術後の急変、出血多量、ホルモンバランスが
崩れ反対にアジソン病にかかり合併症起こしたりと危険大です。手術により
結果が悪く、命をそこで止めてしまうのか、何もせず温存した方がかえって
いいのか本当に悩みますこんな時『愛犬と会話が出来れば本当にいいのに…』
と苦しんでました。手術なんかしたくないっミンナとずっとそばにいたいって
愛犬は思ってるかもって考えたりもしました。全てが飼い主の判断ですので
沢山解らない事や気になる事はしつこい位執刀医に質問して自分自身も
沢山勉強しました。(義父は獣医です。私は介護福祉士です)副腎は大動脈の
すぐ横にへばり付く感じで在り、もとの大きさはマッチ棒頭位の小さな臓器です。
メスを入れる事で血管壁に傷つき出血多量もあります。ピンキーの場合は
12歳ですし副腎腫瘍は4~5㎝あり他の臓器(脾臓肝臓)に癌もみつかり、
先生からはもっと厳しい現実を突き付けられ本当に一か八かの手術でした。
病院側もレポートや記事を持参し摘出手術の症例が少ない事、手術しても
生存する可能性は正直厳しい事の説明をして下さり温存を勧められました。
私は何も処置しないでただ苦しんで死んでいく位なら今出来る限りの事を
してあげようと思いました。どちらにせよ同じ後悔するのなら…。私は自分の
祖母や両親の最後を自分の選択によって決断してきました。それはそれは悩み
後悔します。今でも考えてしまう時あります。長くなりましたが、結果的に
ピンキーは奇跡的に助かり、大学病院からは症例データを講義や海外で
使わせて頂きたいと申されてました。同じ病気で苦しんでいる愛犬や飼い主の
為に是非参考になるのであれば、先生のお力で出来るだけ沢山の命を救って
戴きたいと申しました。現在手術を悩んでいる方へ伝えたいのは
『今目の前にある姿、無邪気にいてくれる姿は全て奇跡です。その奇跡的な
命を大切に、現実をしっかり受けとめて飼い主も納得出来るまで数多くの
動物病院の先生と話して決断して下さい。』

「ちなみにピンキーは地元のかかりつけ病院にて執刀医2名体制で昨年8月に
子宮蓄膿症にて開腹摘出手術しました。本当は乳腺腫瘍もあるので
子宮摘出時に乳腺腫瘍も一緒に手術出来たんですが、その分手術時間も
伸びるし全身麻酔リスク(ピンキーは気管虚脱の持病があります)で心停止等も
怖かったのでやめました。その後クッシングが見つかり、10月に副腎腫瘍摘出
手術を大学病院にて行いました。左右どちらの副腎だったかはド忘れしていて
今思い出せないです…。(主人が帰宅したら訊ねてみます)以前みられた
他の臓器(脾臓肝臓)に移っていた癌細胞は全て完全消失しており執刀医一同
驚いていて凄い生命力です!と云われてました。おそらく癌の原発が乳腺
ではなく副腎だったから、摘出する事で癌細胞が消失したと考えられると。
乳腺腫瘍細胞を詳しく調べた訳ではないので、癌か、タダの脂肪腫なのかは
現在も定かではありません。かかりつけ医から乳腺腫瘍摘出手術は案外容易
なのでピンキーが回復してからいつでも構わないって事で経過観察してます。」

「クッシング病や副腎腺腫は腫瘍摘出術によって大半が治癒すると云われている
一方、異所性ACTH症候群や副腎癌は予後不良です。手術後ホルモンの
コントロールが必要ですし自発的に自分で出来れば元気になるでしょうが
予後不良であれば合併症として膵炎などかかりやすいです。ピンキーは
クッシング症候群の副腎腫瘍なので、副腎萎縮が見られる為摘出後はしばらく
グルココルチコイド等の補充し観察。中には手術不能・癌再発・転移例の
愛犬等にはステロイド合成阻害薬(ミトタン・トリロスタン・メチラポン等)投与。
腫瘍を除去するのを第一とするので、手術や放射線治療、薬物による腫瘍除去で
行います。先生が手術に自信があると申されているそうですが術後の経過観察は
飼い主の現実問題です。変化に気付くようキチンと看てなくてはいけないし…
ピンキーは術後ホルモンコントロールがうまくいかず入院中膵炎起こし
一時危なかったです。」

「先生に色々なパターンの治療の方法を聞いた上で手術に踏み切るのも良いかと
思います。はっきり言ってクッシングは色々な原因から現れる為、個々の愛犬に
より症状違いますし治療方法も同じとは限りません。手術をハナからせず
投薬治療を選択し、飲ませ続けたとしても他の合併症が次々現れるでしょう。
見た目で、クッシングの症状を薬で抑制したように映ったとしても、また、それ以上の
悪化を遅らせる事ができたとしても根本的には原発を取り除かないかぎり死ぬまで
数多くの薬を手放せない状態でしょう。しかし手術したくても色々理由があったり、
体力が耐えられない愛犬は投薬治療しか選択肢がないですしね。
私の気持ちとしては、(手術成功は勿論前提にありますが、)術後のホルモンの
コントロールの方が重要です。」


※ここまで細かく詳しくお知らせ下さったことに、私はとても感激しました。
しかも、携帯メールで・・。短い文章でも、携帯では時間がかかりまともに打てない
私には、気の遠くなるような作業に思え、本当にありがたいな・・と(笑)
ピンキーちゃんの場合は、本当に奇跡といっても過言ではないかもしれません
必ずしも、手術に踏み切ることがベストな選択ではないということも多いでしょう
多くの困難な状況を乗り越えた、ピンキーままさんのご苦労も大変なものです
決して、手術をおすすめする、あるいは危ないと警告する、そういうことでは
ありませんので、あくまでもピンキーちゃんの場合、とご理解下さいね。

ピンキーままさん、本当にありがとうございました。色々なご縁でめぐり会い
こうやって力を貸していただいたことに、心から感謝しています。この記録が
必ず、愛犬の副腎手術を考える方の大きな参考になると私は信じています

最後は笑顔で・・こちらを・・末永くお幸せに・・♪

「手術前に、慌ててした私達の結婚式の時に撮った写メです~∪・ω・∪
ペット同伴での挙式したので、勿論ピンキーにもウェディングドレス着せてます♪」
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080403_1221~0001





* Category : 闘病の記録2009.前期
* Comment : (9) * Trackback : (0) * |

* by sofia
あ~♪最後感動しましたぁ!
ピンキーちゃんの輝く笑顔!
いつものモモちゃんといい、ピンキーちゃんもなんて愛らしいんでしょう(*´ー`*)
ピンキーちゃん、ご家族の皆様、末長くお幸せに♡"

* by リキ
こんにちは♪
うまく言葉に出来ませんが、とても、勉強になりました。
ピンキーちゃんとピンキーちゃんの飼い主さん、そして、miyuさんに感謝です。

最後のピンキーちゃんの写真、はいている靴下がマルと一緒だったので、なんだかそれも嬉しい出来事でした♪

* by ミッキーママ
ピンキーちゃん 可愛らしい^^
ミッキーのブログにもコメントを下さったことがあって
手術は成功したと知らせて頂いてホッとしてました。
ただ ピンキーちゃんの写真は見れなかったので
元気そうなピンキーちゃんを見れて良かったです^^

ミッキーも副腎性と言われ手術の選択肢も増えました。
先生にいろいろ聞いて パパともたくさん話し合って
でも 術中や術後のリスクを考えると
どうしても手術には踏み切れませんでした。
あの時手術を選んでいたらどうだっただろう?
もしかして 今も元気でいられた? などと
考えてもしようがないことを思ってしまいます。

ピンキーちゃん ドレスがとっても似合ってますね^^
これからもピンキーちゃんとご家族の皆さんが
幸せな毎日を過ごせますようにお祈りしてます

管理人のみ閲覧できます * by -

皆さまへ * by miyu
ピンキーちゃんとピンキーままさんに、暖かいメッセージの数々
どうもありがとうございます。
○○さんへ、少しお時間をいただきますが、メールさせていただきますね。

* by ららのママ
こんにちわ、ご無沙汰しております。
毎日、どきどきかつ楽しく拝見しています。
ラブは元気です。しばらく元気がなく、食欲もあまりなくて少しやせてしまいましたが、現在は体重も戻り暖かくなったせいか 散歩っもせっせと行けるようになりました。
ところでクッシングと診断がくだり、1年半ほどたちましたが おかげさまでクッシングに対する服薬はまだです。本当にうれしいことではあるのですが 逆に不安もあります。 はっきりとは副腎なのか、下垂体なのかは分かっていません。 大学病院の医師の話ではほとんどの場合は下垂体によるものだからとしか聞いていません。どのような検査により分かるのでしょうか? 今更、未熟者のお恥ずかしいのですが。宜しくお願いします。

ららのママさんへ * by miyu
お久しぶりです♪
1年半になるのですか・・幸いにも投薬の必要がないということは
改善の必要がある症状もないということだと思うので、良かったですね
どちらが原因かを特定する必要もないということにもなるのでしょうね
今後、もし色々な症状が出たり、数値が上がって影響が考えられる場合に
治療を開始、ということになれば検査することもあるのでしょうが
CTやエコーで副腎の状態を確認したり、脳のMRIで下垂体を確認する
デキサメタゾン抑制試験の結果から判断するなどではないかと・・
デキサについては詳しくはこちらを
http://momomum.blog78.fc2.com/blog-entry-422.html
原因特定についても、病院や獣医によって考え方は色々なようで
まずは投薬を開始して経過を見るという先生も、原因をしっかり特定し
その上で治療法を検討するという先生も・・なので何とも言えませんが・・
いずれにしても、どちらかはっきりさせる必要が生じるのは
治療が必要だと判断される場合ではないかと、私は思っていますが・・


承認待ちコメント * by -

hikakuさんへ * by miyu
どう考えても関連がないように感じますので
申し訳ありませんがお断りさせていただきます、ごめんなさい。

コメント







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