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3月26日
水分摂取量、22日195(フード90、飲水105)23日188(90、98)
24日208(90、118)25日221(90、80、ミルク50)
モモがクッシングの投薬治療を始めた夏、そして数ヵ月後にこのブログを
スタートした2006年当時、トリロスタン(デソパン)は比較的新しい治療薬
だと言われていました。さらに、安全性が高く、副作用もほとんどないと・・
その後、たくさんのクッシングさんたちからお話を聞くうちに、副作用について
色々な意見があり、そのすべてをここに載せたら、素人の飼い主さんたちは
きっと悩みや迷いを大きくするだけだろうと思いました。極端に言ってしまえば
かかっている獣医の数だけ意見は違うということです。当時、私を含む素人も
トリロスタン治療の経験が浅い獣医も、参考にしていたのは、外国の論文の
翻訳や、決して多くはない国内の症例やデータなどの研究発表論文等では
ないかと・・。多くはないその文章を同じように読んでいても、どう理解するかで
意見は変わってきます。例えば「副作用はほとんどない」という部分にしても
「副作用はない」「副作用は軽い」「治療に影響はない」「まれに出る場合もある」
「ないとは言えない」等々・・読んだ人間の解釈の仕方で、それをどんなふうに
飼い主に説明するかだって変わってくるでしょう。獣医に副作用はありませんと
言われた人、はっきりあると言われた人、本当に様々でした。そのどれもが
ちゃんとした獣医師の言葉ですから、それに対して、素人の飼い主でしかない
私がどんな返事をすればいいのか・・いつも悩みの種でした。私個人としては
お仲間の体験などから、副作用はもちろんあり、それも決して軽いとはいえない
場合によっては命にもかかわるほど・・徐々にそう頭に刻み込まれていましたが
獣医に「副作用はないですよ」と言われている飼い主さんに、それは嘘ですよ
なんて、素人のくせに、飼い主さんが自分の獣医に不信感を持ってしまうかも
しれないようなことを言うわけにもいかず・・情報交換の難しさも身にしみました
未だに「副作用はないですよ」なんて飼い主に説明している獣医は、まさか・・
いないとは思いますが・・今なら私でも、自信を持って言うことができます(笑)
「トリロスタンの副作用を軽く考えてはいけない」と。

これは先日見つけた、何かの学会の受賞論文の要約ですが(2008年7月)

※ 犬では下垂体性副腎皮質機能亢進症(PDH)は、内分泌疾患の症例としてもっとも多いものの一つである。その内科的治療には、ミトタンおよびトリロスタンの治療が試みられている。近年獣医領域でだミトタンより安全性が高いと言うことでトリロスタン治療が多く行われるようになってきた。
 18頭のPDHの犬におけるトリロスタン治療の有効性の検討を行った。18頭の犬で初診時に比べ治療一週間後において、ACTH刺激試験でのpreおよびpostのコルチゾール値の有意な低下が認められた。しかしながらその後、元気消失および食欲不振といった副作用症状が18頭中7頭で認められ、6頭が投与を中止した後に状態が回復したが、1頭が投与を中止しても改善せずに医原性副腎皮質機能低下症へと移行した。トリロスタンの有効投与量は3頭が上記の副作用によりその後の投薬を中止したため15頭において検討した。有効投与量は多飲多尿の消失ならびにACTH刺激試験後のコルチゾール値が>2かつ<10μg/dlとなった時点でのトリロスタン投与量で検討を行った。15頭の平均有効投与量は4.5mg/kgであった。また有効投与量は小型犬で高く、中・大型犬で少ない傾向が認められた。ACTH刺激試験後のコルチゾール値は15頭中12頭の犬で、治療開始後2-3週間以内に10μg/dlに低下し、トリロスタンの有効性と即効性が示唆された。
 しかしながら、ランダムに抽出した7頭の犬で初診時に比べ治療一週間後において血清カリウム濃度の有意な上昇が認められ、副作用との関連が示唆された。
 今回の研究においてトリロスタンの有効性と即効性が示されたが、同時に副作用の危険性(39%)が示された。トリロスタンは決して安全な薬剤ではなく、慎重な投与が必要であると考えられる。そのためトリロスタンを下垂体性副腎機能亢進症に用いるときは、個々の感受性の違いに留意し低い投与量で投与を開始するのが良いと考えられた。また治療のモニタリングとしては、症状の改善および副作用に関する問診の他に、ACTH刺激試験および血清カリウム濃度測定を行い、それに応じて投与量を増減していくべきではないかと考えられた。※

「個々の感受性の違いに留意し低い投与量で投与を開始するのが良いと・・」
この部分なんですよ、私たちが今までずっとずっと言い続けてきたのは(笑)
ブログにたくさんの方がご意見や体験を寄せて下さり、その情報交換の中で
投薬治療を開始する時に1番気をつけなくてはいけないこと、として、副作用に
苦しんだ愛犬の飼い主さん達が伝えてくれた思いが、このことなんですよね・・
獣医が患犬のデータをまとめて論文として世に出て来るよりも、仲間同士での
情報交換で得られる体験に基づく言葉の方が、自分の愛犬を守る手段として
ずっと早くて信頼ができる場合だって少なくない・・ということにもなるかと・・

ぐっすりと眠った翌朝のモモ
いつものように「ご飯下さい・・」のポーズ
あれ?何かがおかしい?と、思わずカメラを・・
DSCF4401.jpg

耳は後ろにねてるし・・寝ぐせが・・(笑)
いったいどういう寝方をしたのか・・
DSCF4398.jpg



* Category : 闘病の記録2009.前期
* Comment : (12) * Trackback : (0) * |

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○○さんへ * by miyu
副作用のアジソンの心配から、ミネラル系のカリウムやナトリウムも
血液検査に入れてもらうよう、投薬開始後間もなくからお願いしました。
当時の主治医の方が半信半疑でしたけれど、高カリウム血症と低ナトリウムが
私は心配で・・。母が透析をしていたので、カリウムの怖さは頭にあり
腎臓と心臓への影響の大きさも・・。おっしゃるとおり、私がモモの
飲水量をとても気にしているのは、少なすぎることの腎臓への負担が
心配だからです。多くても少なくても身体には負担ですしね・・
これからも気をつけていこうと思います、ありがとう。

ちょっとびっくりしました(笑)良かった・・忙しくなりましたね
色々なことを乗り越えて頑張っていらしたから、何があっても大丈夫
たくさん思い出を作って元気にお過ごし下さいね、おめでとう~♪

* by Meg
こんにちは!

素人考えですが、お薬に副作用が全くないものはない
と思っています。スクの食欲が細い事を聞いて鍼灸治療
の先生がアジソンを心配されました。が、彼女は若い頃
から食が細い&難しい子なので・・・笑

鍼灸治療のお陰で食欲はアップしています。

自分は変なところが脳天気というのか、お気楽というのか(笑)
一瞬落ち込む事があってもその感情が通り過ぎると気持ちが
俄然上向きになるので、いつまでたってもクッシング症の知識
が上澄みになりません。だからここでお勉強させて頂いている
のかもしれませんが。(^^;

これからもお邪魔させて頂きます。

ところで、モモちゃんですが、あの寝癖は素晴らしすぎます。
どんな寝方をしていたんでしょうね。(笑)

Megさんへ * by miyu
私も同じように、副作用は多少なりとも薬と名がつく以上あるのではと・・
当時、副作用が少ないといわれるデソパンでしたが、犬はしゃべれないし
副作用を訴えることはできないだろうと、この薬の人間の場合の副作用を
調べ、その症状に驚いたりしたこともあります。たくさんのお仲間の場合を
どのようにここでお知らせするか、誤解や不安を生むだけにならないよう
正しい情報として記事にすることの難しさ、自分の思いを言葉にして
理解してもらう努力、それが私のクッシングとの闘いでもありました
クッシングというのは、本当にそれぞれ症状も状態も違うので
最大公約数のところで、当たり障りのない部分だけを残したほうが
本当はいいのかもしれませんし、私はモモの場合だけを書いているのが
正しい道なのだと思うこともありますが・・
勉強なんて・・私の方が、お仲間たちにたくさんのことを教わっています
不安をあおることにならないよう注意しながら、頑張りたいと思います

モモの寝ぐせにはびっくりでした(笑)あんなのは初めてで・・


* by bimaまま
私もお薬には何かしら 副作用がある!と思っています
でもビッケがお薬を始める時 副作用はほとんどないと言われ
ちょっと安心していたんですよねぇ
ところが ビッケはひどい副作用を起こしちゃいましたぁ
あの時はホントにびっくり ビッケが死んじゃう!!と本気で思いましたもん
あれからマメに検査をしてお薬の量を減らして減らして…
やっと落ち着いた時にはホントにホッとしましたぁ
お薬は やっぱり怖いですねぇ
でも飲まないわけにはいかないし
でも副作用が出たらやっぱりいやだし…難しい問題ですねぇ

それにしてもモモちゃんの寝ぐせ
すごいですねぇ
どんな寝方をしたのかしら?
でもこんな寝ぐせがつくほど熟睡できたってことですね^^ 


* by まあ
デソパン投与を開始後、アジソンを恐れて
ほんの少しの量から始めた事はmiyuさんや他の皆さんの経験の情報から。
本当にありがたく感謝をしています。
こういう情報は先生からは頂くことはできませんものね(^^ゞ

モモちゃんの寝ぐせ・・・とっても素敵♪

bimaままさんへ * by miyu
トリロスタンはデータがまだ少ないお薬でもあったので仕方ないのですが
大丈夫と言われていたのが、数年後に、やはり危険な場合も・・とわかる
こういうこともあるから、より慎重に、十分気をつけて・・これしか
愛犬をまもる手段はないのですね・・。だけどこういう積み重ねで
クッシングの治療がより安全で確実なものになってくれるよう
未来のお仲間のためにも、今の仲間達で情報交換していければと思います

モモの寝ぐせは安眠の証だったのかも・・それなら喜ばないとね(笑)

まあさんへ * by miyu
みんな少しずつ状態も症状も違うけれど、その色々なケースを知り
治療を始めるお仲間が、より安全にスタートできれば嬉しいですよね
そしてまたそれが次の仲間につながっていくわけで・・

モモの耳も、しばらくねたままぺちゃんこだったのですよ(笑)
どうすればああなるのか・・とても不思議でした

クッシングになり3年トリロスタン投与 * by 鍋嶌 ダイ
クッシング症候群と診断され早2年半シーズ犬12歳です。最近なり始め症状に戻ったみたいで、薬の量を増やさなとだめなのかと、トリロスロンについて検索、薬以外にしてることなど、モモちゃんママ、投稿の皆様、とても参考になりました。これからも、情報宜しくおねがいします。モモちゃん毛並も良く綺麗美人ですね。

鍋嶌 ダイ さんへ * by miyu
初めまして、ここを見つけて下さりありがとうございます
クッシングの症状や体調の変化など・・波がありますよね
この1~2年、すっかり消極的闘病生活になっているモモと私では
あまりお役に立つことも書けなくて申し訳ありません
ダイちゃんは肝臓のお薬も飲んでいるのですか・・大変ですね
愛犬のためなら・・と思いつつ、現実の経済的負担は大きいですよね


* by 鍋嶌 ダイ
クッシングモモさんへ返信有難うございます。
インターネットで話をすること初めての経験でしたので、とても感激をしました。これからも、時々連絡させてください。それに、しても、モモちゃんの病気の観察、調査すごい!お医者様以上では?ないですか?本当にすごい!モモちゃん、幸せ。愛犬が、苦しむのは、わが子と同じく辛いですものね。これだけ、医学が進歩してるし、きっともっと良い薬が出来るとよいですね。昨夜は、ダイちゃんオシッコの間隔が、はやまり、夜11時の散歩をしました。そして朝も5時半、自分も若くないので、体力つけないと、、、

鍋嶌 ダイ さんへ * by miyu
こんにちは
クッシングの治療を始めた5年前は、今思うと必死でした(笑)
病気に関するものは何でも知りたい!その執念はすごかったかも・・
それに比べると・・今の私はどうなんだろう?と思うことも多いです
最近のブログの内容を見ると・・訪問される方に申し訳ないです
クッシングに対しても、私はもう闘ってはいないかもしれませんね・・
覚悟と愛と自己満足で、モモの生涯を近くで支えるだけの自分ですが
最後まであきらめもせず、闘うこともせず、頑張っていこうと思います

お互い、体力をつけて、いつまでも愛犬を支えられる身体を保ちましょうね(笑)

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