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以前にも、クッシングの治療薬による副作用として、副腎機能低下の症状が起き
低ナトリウムや高カリウム血症を起こす場合もある、と書いたのですが、
その後、それがどうして起こるのかを調べてみました。薬が効きすぎてしまい
コルチゾール値が下がり過ぎるというならわかります。トリロスタンという薬は
生涯投与が基本といわれるとおり、飲んでいる間だけしか効果がないので
効き過ぎてしまったら、飲むのを止めれば元の状態に戻ると言われています。
でも、ACTH検査などでのコルチゾール値は低くないのに、血液検査や症状から
アジソンを疑うような結果が出る場合はどう考えればいいのか、そのことが
とても疑問だったのです。ここからは私の考えなので、正しいかどうかは
責任が持てません、あくまでも素人の私の考えとして読んでください。
副腎は中心部の髄質と外側の皮質があり、皮質で合成されるコルチゾールが
過剰に分泌されるのがクッシング症候群で、原因が脳の下垂体にあれば
クッシング病と呼ばれ、副腎腫瘍、過形成、異所性、医原性などを総じて
クッシング症候群といいます。副腎で生成されるいくつかのホルモンのうちの
2種類のコルチコステロイドには、グルココルチコイドというコルチゾールなどと
もうひとつ、ミネラルコルチコイドという、ナトリウムやカリウムの濃度や
水分バランスの調整をするホルモンがあります。どちらもステロイドです。
トリロスタンという薬は、3βーヒドロキシステロイド脱水素酵素阻害剤といって
ステロイドを合成する、この酵素だけを阻害するので、副作用が少なく安全と
言われているようですが、2種類のステロイドが同じ位、過剰に分泌されていれば
薬の調節でうまくコントロールできるのでしょうが、グルコの方がより過剰で
ミネラルがそれほどでもなかった場合、コルチゾールの数値はあまり下がらず
ミネラルの方が少なくなり過ぎる、ということが起きても不思議はないのかなと
思いました。トリロスタンの量が、コルチゾールのグルコを抑えるにはまだまだ
足りないけど、ミネラルには効き過ぎて減少しすぎてしまうというような。
ACTH検査で測定するのは、グルココルチコイドのコルチゾールの数値ですから
ミネラルコルチコイドの減少は、ナトリウムやカリウム、電解質の数値を
血液検査で調べてわかるのでしょう。そして、コルチゾール値は明らかに
クッシングを示していても、ミネラルコルチの数値は副腎皮質機能低下を示す
ということも起きるのではないかと考えました。そこで、治療にあたる獣医は、
コルチゾールの過剰分泌を抑えるための投薬中にこういうことが起きたら
副腎皮質機能の状態が、クッシングの亢進症とアジソンの低下症、どちらが
身体にとってリスクが大きいかを考えながら、投薬量や回数、休止などの判断を
していくことになるのだろうと思います。クッシングの治療にはコルチゾールを
抑える必要がありますが、同時に、身体に必要な他のホルモンの量を
きちんと維持することが、命を守るためには不可欠になってくるからです。
まったく正反対に思えるクッシングとアジソンですが、ホルモンというものが、
実は非常に複雑なバランスで保たれているのだと考えることで納得できました。

クッシングの治療薬としては、他にもミトタンやケトコナゾールがありますが
阻害する部分や酵素の種類等も違うので、詳しく調べることができませんでした。


* Category : 闘病の記録2007.前期
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勉強熱心に脱帽! * by chamahime
おはよう御座います。
ここ2~3日寒いですね。
我が家のマ~もそらも丸まっています。
モモちゃんはベットに潜りこんでいるのかな?

miyuさんの熱心さにはいつも脱帽です。
マ~がアジソンの副作用が出た時の事を思い出して見ました。
参考になれば・・・。
「グルコが過剰で・・・コルチゾールが下がらず・・・ミネラルが少なく・・・」の見解に「なるほど。」と思いました。
ただ、マ~の副作用時のナトリウム・カリウム・電解質の血液数値は正常でした。
対処の一つとして「ホルモン剤」を服用しましたが変わらず。
なので「本当にアジソン?」って疑問も出ました。
担当医からも原因は「?」の回答でした。
体のバランスって本当に繊細。
何か一つ狂っただけでも体はダウンします。
幸いにして大事にはいたっていませんが、常に観察する事を忘れずに早めに対処する事が必要と思います。

chamahimeさんへ * by miyu
こんにちは、
今回アジソンについても少し調べてみたのですが、典型的なアジソンは
グルコとミネラル両方が低いようですので、マーブルちゃんの場合は
記事の中に書いたのとは逆の、グルコの方に薬が効きすぎたのかも・・。
2次性といわれる、ACTHの減少によるグルコのみの低下が、トリロスタンの
投与によって一過性に起きたのでは?と思いました。ホルモンの投与は
そのためだってのではないでしょうか。どちらが減少しても低下症を
疑うようです。さらに、人間の場合ですともっと細かく原因が調べられ
あらゆるホルモンの検査をするようですが、犬の場合できることにも
限りがあるようです。獣医も当然「??」だらけで診察することも
仕方ないという現状なのかもしれませんね。
残念ですが、この現実の中で、できるだけのことを頑張るしか
今の所はないのでしょう、でも頑張ろうね!!

いつも感謝です! * by chamahime
日は出てきたもの寒いです。
モモちゃん今日もセーターかな?

いつもながら個別案件へのコメントに感謝です。
miyuさんのおっしゃる通り、グルコのみの低下を考えると「より近い」って感じます。
回復も早い為、また人間と家畜の違いから原因究明がなされない事は致し方ないのでしょう。
今出来る事をしっかり頑張りますね。
そして、少しでも快適な楽しい生活を過ごせる様心がけます。

chamahimeさんへ * by miyu
こちらこそ、まーぶるちゃんの具体例など、参考にされてる方もいると
思うので、とても嬉しいです。何か役に立つ情報を、と思ってはいるのですが
なかなか難しいですね。いつもありがとう♪

おはよう * by きょん☆きょん
miyuさん ヾ(@⌒ー⌒@)ノおはよう

miyuさんは勉強家ですねv-353
凄いですv-315
私も色々、調べ物とかしたりするけど
色んな情報が飛び交っていて
「一体どれなんだv-361」って思うことがあり
迷ってしまうことがあります。

書いてあることがすぐに理解できればいいのですが
専門用語みたいなのが書いてあると困っちゃうよねv-356

miyuさんの記事は本当に参考になりますよ(*^.^*)

きょん☆きょんさんへ * by miyu
こんにちは、
クッシングのお仲間たちの症状や様子が、疑問に思うことや知りたいことを
調べてみようというきっかけになっています。ところが・・おっしゃるとおり
「??・・」なことばかりで、頭がなかなか受け付けてくれません。
自分が理解するのに非常に時間がかかるのですね(笑)
わかりやすくまとめようと思うのですが、それも難しくてなかなか・・
正しいかどうかの確信もないので、情報として役に立つか疑問もありますが
ほんの少しでも参考になれば、と思っています。ちゃこちゃんも含め
他のクッシングさんたちの頑張りに、本当に力をもらっていて感謝♪です。

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